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こけしの頭に"乙"の字が描かれている「秋保こけし」。
その昔、藩主が子どもの厄除けのために2本のこけしを作らせ、1本は子どもに与え、
厄を負わせたもう1本は名取川に流したという縁起に依るものです。
子どもの成長を願う親の心が伝わるようなその愛くるしい表情は、
三代目の円夫へと受け継がれた伝統の技。また祖父「三蔵」の名に因んで名付けられた「三蔵こけし」。そして、秋保生まれの円夫が、
郷土のこけしとして新たに製作しているのが秋保の「磐神郎・磐三郎伝説」に基づいた工芸こけし。
二口峠の絶壁"磐司岩"で、山姫と猿王の間に生まれたといわれているこの兄弟の伝説が、
愛矯のある木地玩具という形で蘇りました。伝統のこけしを守り続ける目と、
新しい創作に挑む目がさらに輝きます。
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