時の旅人

秋保神社 / 長袋神明神社 / 馬場愛宕神社 / 境野羽山権現神社
湯元湯神社 / 泉明寺と湯元薬師堂 / 保寿寺 / 向泉寺と阿弥陀如来像
大雲寺と秋保家廟 / 西光寺と大滝不動尊 / 洞窟堂山と塩滝不動尊

湯元湯神社 所在地:太白区秋保町湯元字薬師

湯元湯神社 代々秋保温泉の湯守を世襲してきたホテル佐勘の古文書によれば、 湯神社は秋保温泉の繁栄とお湯の安定湧出を祀る守護「神」にあたる由緒ある神社といわれている。
安政2年(1855年)大地震によって、秋保温泉のお湯の湧出が止まってしまったとき、 湯守寿右エ門は、湧出を祈願して現在の鞘堂の中にある「堂宇」を建立し、 湯殿山に参詣するなど願をかけた。 すると不思議なことに、突如として湯が湧きはじめたといわれ、今でも秋保温泉守り神として大切に祀られている。
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泉明寺と湯元薬師堂 所在地:太白区秋保町湯元字薬師

泉明寺と湯元薬師堂 泉明寺は古来より薬師如来の霊応の地で、日本三御湯の一つ「名取の御湯」の鎮護のため、 慈覚大師(円仁)によって開創された。
真言宗に属し、宗祖弘法大師(空海)の神仏習合(両部神道)の流れをくみ、 主に加持祈濤を行う。ご本尊薬師三尊・日光月光菩薩・十二神将は平安時代の比叡山の高僧の作品と伝えられる。
隣に薬師堂は、本来付属仏堂であったが明治初期の神仏分離政策により、神社(祭神大己貴之命)とみなされた経緯があるが、 管理や運営は泉明寺がおこなっている。 ホテル佐勘の前にある湯神社が秋保温泉の守護「神」とすれば、泉明寺と薬師堂は守護「仏」といわれる。 泉明寺も薬師堂も近年新しく再建されたが、その歴史は古く秋保温泉を利用する人々をはじめ地域の人々に親しまれている。
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保寿寺 所在地:太白区秋保町境野字辺田山

保寿寺 曹洞宗に属し、正面に秀峰大倉山と楯山を望む高台に位置し、田園越しに境野集落を一望できるところにある。 もとは中世よりこの地区を拝領した境野氏初代盛久が、本家秋保氏より分家に際して開基したといわれている。 境野氏は分家の際、現在の青葉区新川地区も合わせて割譲を受けた。 このため新川地区には代々境野氏関連の旧家も多く、菩提寺も保寿寺というところ多い。
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向泉寺と阿弥陀如来像 所在地:太白区秋保町長袋字二の輪山

向泉寺と阿弥陀如来 向泉寺の前身は小松寺という。名取市高舘の吉田秀麗斎の末寺で天台宗だったが、 現在は曹洞宗に属する。
小松寺は平家落人説と結びつき、平清盛の子重盛(小松内府)の子孫といわれる落武者が、 当地に逃れてくるときに一族の祖の守り本尊「阿弥陀如来像」を安置、 平家一族の菩提を弔うとともに、小松寺を開基したといわれている。 創設期の小松寺は秋保氏との関係が深いことが知られ、秋保氏15代勝盛の時は大きく修造、 名称も向泉寺と改め開基、現在にいたっている。また、本堂の前にある百日紅の巨木は、 秋保氏15代定盛が大阪夏の陣への出陣を記念し、寄贈されたものと伝わっている。